株式会社 iMed Technologiesは、豊富な医療データと最先端の機械学習を活用し、脳血管内手術に対する手術支援AIを開発しています。

脳血管内手術は、脳梗塞やくも膜下出血などを治療する手術方法のひとつです。脳血管内手術は、従来の開頭手術と比較して患者さんへの負担が少ない手法で、手術件数は年率10%以上で増加しています。

この脳血管内手術を行う際には、複数の部位を同時に見ながら繊細な操作をする必要があり、わずかな操作の遅れやずれが合併症につながります。脳は最も重要な臓器のひとつであり、合併症が起こった際には命に関わるような重篤な状況に陥ります。CEOの河野は、脳神経外科医師として16年間手術を行うなか、現場で経験してきたこの課題を解決するために、ディープラーニングを用いた手術支援AIの開発に着手しました。

現在は「医用画像解析ソフトウェア Neuro-Vascular Assist」を提供しており、今後より高度な機能を有した手術支援ソフトウェアの提供を予定しています。

医師は昼夜・土日を問わず、非常に過酷な労働環境の中で、高度な注意力と繊細な作業が要求される手術を行っています。私たちは、医師をテクノロジーによって支援するプロダクトを開発することで、医療の安全性をさらに高めることを目指します。